
あらすじ
原田ひ香さんの
『三千円の使い方』は、
御厨(みくりや) 家
70代(祖母)、50代(母)
30代(長女)、20代(次女)の
御厨家3代にわたる
女性たちの節約ストーリー。
三世代の女性たちを中心に描かれる、
お金と人生をめぐる連作短編集。
就職や結婚、老後の備えなど、
それぞれ異なる悩みを抱えながら、
限られたお金とどう向き合い、
どう使っていくのかを
模索する登場人物たち。
節約、貯蓄、投資一一
現実的なお金の話が散りばめられながらも、
その奥には
「自分らしく生きるとは何か」という問いが
静かに流れている。
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就職して理想の一人暮らしをはじめた美帆(貯金三十万)。
結婚前は証券会社勤務だった姉・真帆(貯金六百万)。
習い事に熱心で向上心の高い母・智子(貯金百万弱)。
そして1千万円を貯めた祖母・琴子。
突然の入院、
離婚、介護費用。
心配ごとは数あれど、
前を向いて生きていたい。
女の人生、どう貯めて、どう使う?
知識が深まり、
絶対「元」もとれちゃう
「節約」家族小説!
(2023年1月期に
テレビドラマ化された。)
【目次】
第1話
三千円の使いかた
第2話
七十歳のハローワーク
第3話
目指せ、貯金一千万
第4話
費用対効果
第5話
熟年離婚の経済学
第6話
節約家の人々
(ソース:Amazon)
感想
「三千円あったら、何に使う?」そう聞かれたら、
美味しいランチ?
それとも本を1冊?
それとも未来のためにそっ
と貯金額へ?
そんな小さな選択の積み重ねが、
私たちの毎日を作っているのかもしれない。
原田ひ香さんの『三千円の使い方』は、
お金と人生の不思議なつながりを、
やさしく教えてくれるような物語だった。
お金の話なのに
読んでいるうちに
「どう生きたいか」を
そっと問いかけられてるような……。
そして、
どこかあたたかくて、
人の暮らしを覗き見るような面白さがあった。
それぞれの世代の女性たちの人生が
丁寧に描かれているのだ。
登場人物たちが、結婚、仕事、老後、
不安や夢と向き合いながら、
限られたお金をどう使い、どう生きていくのか。
その行方が気になって、
夢中で読み進めた。
日々何気なく使っているお金が
その人の生き方や不安、
願いと深く結びついていることに、
あらためて気づかされる。
登場人物たちは
それぞれの立場で
悩みながら、自分にとって本当に大切なものを
探していく。
特に印象に残ったのは、
「お金をどう使うかは、
自分をどう大切にするか」ということ。
高価なものを買うことだけが豊かさではなく、
小さなお金の使い方にこそ、
その人らしさが表れるのだと感じた。
個人的には祖母の琴子さんの存在が
凛とした美しい花のように
素敵だった。
歳を重ねても自分らしく、
穏やかに暮らしを楽しむ姿に
憧れてしまう。
お気に入りの道具を
大切にする琴子さん。
私も、毎日の時間を
少し豊かにしてくれるような、
素敵なティーポットが欲しくなった。
お金の使い方は
生き方そのものなのだと、
そっと教えてくれる
魅力的な1冊だ!
著者紹介
原田 ひ香(はらだ ひか)
ペンネーム
生誕
中村比香
1970年(55 – 56歳)
日本・神奈川県
職業
小説家、脚本家
教育
学士(文学)
最終学歴
大妻女子大学文学部
日本文学科卒業
代表作
『三千円の使いかた』
29歳で結婚。
夫の転勤に伴って北海道帯広市に転居し、
シナリオを独学で学ぶ。
フジテレビヤングシナリオ大賞に応募し
最終選考に残り、
3年後に東京に戻った時期と前後して
フジテレビから連絡が来て、
企画の仕事依頼が来るようになる。
2007年、「はじまらないティータイム」で
第31回すばる文学賞を
受賞して小説家デビューする。
2010年、『三十年目のブルーテープ』(樋田春香名義)で
第31回BKラジオドラマ
脚本賞佳作を受賞。
2018年に刊行された
『三千円の使いかた』は、
文庫版と合わせ
累計100万部に迫る
ベストセラーとなり、
連続ドラマ化もされた。
(ソース:ウィキペディア)