山川 紘矢 (翻訳)
山川 亜希子 (翻訳)
感想
こんにちは。月子です。
今回ご紹介させて頂く本は
パウロ・コエーリョ著作の
『アルケミスト』です。
シンプルながらも
深い哲学に満ちた
心に響く物語です。
わたしは胸が震え
人生の神秘を語りかけてくる
この物語がとても好きになりました。
ですが、好き嫌いは
分かれてしまうのかもしれません。
教訓が散りばめられている、
自己啓発のような小説ですので
読む前からストーリーの結末は
分かってしまうと思います。
そしてかなりスピリチュアルです。
それでも
それを差し引いても
ファンタジー冒険譚のような
ストーリーも秀逸で
大変面白く読めると思います。
魔法の糸で結ばれたような
謎めいた運命の道に
グイグイと引き込まれました。
作中で幾度となく繰り返される言葉
“お前の心に耳を傾けるのだ
心はすべてを知っている“
“お前が何かを
本当にやりたいと思う時は、
宇宙のすべてが協力して、
それを実現するように
助けてくれるよ”
“前兆に気がつくようになるのだよ。
そしてそれに従って行きなさい”
不思議な年老いた王様の
このような言葉の数々が
印象的です。
まるでスターウォーズの
ヨーダのように
主人公の少年を
そして読み手を導いてくれます。
少年は、前兆をとらえながら
冒険の旅に出ます。
また、この旅の根底には
人それぞれの夢の追求__
あるいは
自分らしく自分の人生を
生きてゆく__という
テーマが隠されています。
自分の心の声を
聞くことの
大切さを改めて思い
怠らないようにしたいと
反省中です。
そして、すぐに忘れるという
わたしの必殺技を
封印したいです。
∑(゚Д゚)
ところで__
ゆる〜いわたしなんかは
こうも思うのです。
夢は人それぞれ。
壮大でもささやかでも
その人が心から望むものであれば、
それは素晴らしいものでは
ないでしょうか?✨
歳を重ねても
その時なりの自分に合う
夢の形があるはずだと思います。
なんなら
叶わなくても
持っているだけでも
そこには光があるのではないかと
思うのです。
少年の旅も
財宝もさることながら
冒険の過程は、
もっと眩しく輝いています。
なお、この本は
81カ国語に翻訳された
全世界8500万部の
大ベストセラーです。
納得の、
出会えて良かった1冊でした。
よろしければ
あなたも是非
この本を
手に取ってみてくださいね。
素敵な
読書の時間を
お過ごしください。
おしまい。
「Audible (オーディブル)」は
Amazonが提供する「書籍を朗読した音声」の配信サービス
(Amazonが提供する聞く読書、オーディブル。オーディブルはラジオ感覚で聞けてとっても便利です。
私は家事をしながら聞いています。今ではすっかり家事の時間が楽しみに変わりました。おすすめです!)
あらすじ
半飼いの少年サンチャゴは、
その夜もまた同じ夢を見た。
一週間前にも見た、
ピラミッドに宝物が
隠されているという夢――。
少年は夢を信じ、
飼っていた羊たちを売り、
ひとりエジプトに向かって旅にでる。
アンダルシアの平原を出て、
砂漠を越え、
不思議な老人や錬金術師の導きと、
さまざまな出会いと別れをとおし、
少年は人生の知恵を学んでいく。
「前兆に従うこと」
「心の声を聞くこと」
「何かを強く望めば
宇宙のすべてが協力して
実現するように
助けてくれること」――。
長い旅のあと、
ようやくたどり着いたピラミッドで、
少年を待ち受けていたものとは――。
人生の本当に大切なものを
教えてくれる
愛と勇気の物語。
(ソース:Amazon)
内容紹介
81カ国語に翻訳。
著名人も大絶賛の
全世界8500万部の
大ベストセラー!
(Q:あなたが読んだ本のなかで、
本当にもっとも素晴らしかった本は
何ですか?)
「パウロ・コエーリョの
『アルケミスト』です。
希望に満ちていて、
元気をくれるから。
宝物を探して旅にでる少年の話で、
旅の途中で出会ったすべての人たち、
すべての局面から、
少年は多くを学んでいきます。
物語の最後、
少年が宝物を見つけたのは、
とても意外な場所。
自分を信じること、
自分の旅を続けることの大切さを
教えてくれる本です」
ノーベル平和賞受賞
マララ・ユスフザイ
●「ニューヨーク・タイムズ」
ベストセラー427週!
●81カ国語に翻訳!
●全世界8500万部の
大ベストセラー!
[これまでに愛読書として
あげてくれた著名人]
オバマ元大統領、ウィル・スミス、
ブリトニー・スピアーズ、マドンナ、
オプラ・ウィンフリー、ラッセル・クロウ、ビル・クリントン、ジュリア・ロバーツ、
ルイス・ハミルトン、森山未來、
戸田恵梨香、中山美穂、元JUDY AND MARYのTAKUYA、
サカナクションのボーカル
山口一郎ほか多数。
[パウロ・コエーリョからのメッセージ]
『アルケミスト』を書いたとき、
ぼくは存在理由を理解しようと
していたんだ。
哲学的な約束をつくるのではなく、
ぼくの魂の中に存在していた少年と
語ろうと決めた。
驚いたことに、この少年は
世界中の数百万の人たちのなかで
生きているんだ。
この本で、ぼくは、答えがない質問を
読者とシェアしたいんだ。
それは、人生を
素晴らしい冒険へと変えてくれる。
(ソース:Amazon)
著者紹介
パウロ・コエーリョ
(Paulo Coelho、1947年8月24日 – )
ブラジルの作詞家、小説家。
ブラジル文学アカデミー会員。
ブラジルのリオ・デ・ジャネイロに
生まれる。大学の法学部に進学するも、
1970年、突然学業を放棄して、
旅に出る。
メキシコ、ペルー、ボリビア、チリを
経て、ヨーロッパ北アフリカにも
足を伸ばす。2年後、
ブラジルに帰国して、
流行歌の作詞を手がけるようになる。
その後、しばらくレコード制作を
手がけるが、1979年、
再び仕事を放棄して、
世界を巡る旅に出る。
1987年、『星の巡礼』
(O Diário de um Mago)を執筆刊行して、
作家デビューを飾る。
翌年の1988年に出版した第2作
『アルケミスト – 夢を旅した少年』
(O Alquimista)は
ブラジル国内で20万冊を超える
ベストセラーとなり、
38ヵ国の言語に翻訳された。
2007年のアンデルセン文学賞など、
世界中の国々から様々な
文学賞を受賞している。
現在、妻のクリスティーナと共に
リオ・デ・ジャネイロに在住。
(ソース:ウィキペディア)