・1作目 すーちゃん
・2作目 結婚しなくていいですか。すーちゃんの明日
・3作目 どうしても嫌いな人 すーちゃんの決心
・4作目 すーちゃんの恋
・5作目 わたしを支えるもの すーちゃんの人生
感想
こんにちは。月子です。
今回ご紹介させて頂く本は
益田ミリさん著作の漫画
『すーちゃん』シリーズです。
このシリーズは
益田ミリさんが描く漫画で、
普通の女性の何気ない暮らしを
静かに読み耽ることができる、
そんな素敵な作品です。
益田ミリさんの登場人物の
心情描写が素晴らしく、
キャラクターたちは人間臭くて
共感を呼び起こします。
また、彼女の描く世界観も、
とても魅力を持っています。
絵のほんわか雰囲気とは裏腹に
内容はとても現実的で
「そうだよね、わかるよ〜、すーちゃん!」と共感したり……
面白いのにキュンと切なくなったり
ハッと気付かされたり
すっかりすーちゃんと益田ミリさんの大ファンになりました。
そして、すーちゃんは何があっても
夜になればスースーとぐっすり眠ります。(笑)
くよくよ悩まないで、と人に言われても
「私はゆっくり考えて復活する。
人は人、私は私!!」と、
ちゃんと考えています。
自分探しを始めたり
自分を変えたいと
もがくすーちゃんだけど…
普通のことを普通にこなし
しっかり立っているすーちゃんは、
そのままで充分にカッコいい!と思いました。
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生きているといろんなことがあり
その中で人はコツコツと
生活を営んでいて__
そして、みんなそれぞれに悩みがあり、傷つきながら生きています。
だからこそ
自分にも人にも
優しく出来ますように……。
そう願いながら読みました。
学びと共感に溢れた
素敵なシリーズです。
よろしければ
あなたも是非
この本を
手に取ってみてくださいね。
素晴らしい
読書の時間を
お過ごしください。
おしまい。
あらすじ
『すーちゃん』
30代独身のすーちゃんは、
職場のカフェでマネージャーに
淡い恋心を抱く。
そして目下、最大の関心事は自分探し。
今の自分を変えたいと
思っているのだが……。
ナチュラルライフに憧れて
お米を玄米に変えたり
恋愛攻略本をつい買ったり
老人ホームの広告を見て「高い」と
ため息をついたり。
共感度120%の
じわーんと元気が出る4コマ漫画。
(幻冬舎文庫より)
『結婚しなくていいですか。
すーちゃんの明日』
このまま結婚もせず子供も持たずおばあさんになるの?
スーパーで夕食の買い物をしながら
ふと考えるすーちゃん35歳、独身。
ヨガ友達のさわ子さんはもうすぐ40歳。
寝たきりの祖母と母との3人暮らしで
13年間彼がいない。恋がしたい。
いや、恋というより男が欲しい。
女性の細やかな気持ちを優しく掬い取る
共感度120%の4コマ漫画。
(幻冬舎文庫より)
『どうしても嫌いな人
すーちゃんの決心』
その人のことを思い出すだけで、
心の中がざわざわしてくる。
カフェの店長になって2年めの
すーちゃん36歳には、
どうしても好きになれない人がいる。
いとこのあかねちゃん30歳もまた、
苦手な先輩にイライラ……。
クラス替えも卒業もない大人の社会で
人は嫌いな人とどう折り合いをつけて
生きているのか。
ベストセラー4コマ漫画第3弾。
(幻冬舎文庫より)
『すーちゃんの恋』
カフェを辞めたすーちゃんの
転職先は保育園。
子供たちに囲まれて調理師として
働き始めて5ヶ月。
37歳になったら結婚して子供を産んで
「お母さん」として生きていると
思っていたのに、結婚どころか
彼氏もいない。
そんなある日、すーちゃんに訪れた
久々の胸の「ときめき」。これは恋?
すーちゃん、どうする⁉︎
共感のベストセラー4コマ漫画。
(幻冬舎文庫より)
『わたしを支えるもの
すーちゃんの人生』
私、すーちゃんこと森本好子。
本日40歳になりました。
保育園で調理師として
働き始めて丸3年。
色々な人に支えられながら
(たま〜に誰かを支えたり)
なんとか元気にやっています。
30代との決別の為に断捨離したり、
どう生きていくかを考えたり……。
恋の仕方を忘れてしまい、
大切な人とのお別れもあったけど、
世界は美しく私は今日も生きている。
(幻冬舎文庫より)
著者紹介
益田ミリ
(ますだ みり、1969年 – )は、
大阪府生まれの日本のイラストレーター、
漫画家、エッセイスト。
京都芸術短期大学卒業。
デザイナーを経て
フリーのイラストレーターとなる。
2001年に『OLはえらい』で
漫画家デビューし、
2006年の『すーちゃん』で注目を浴びる。
2011年『はやくはやくっていわないで』で第58回産経児童出版文化賞産経新聞社賞受賞。
2013年には『すーちゃん』シリーズが
『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』のタイトルで映画化された。
ミリは本名ではなく、
小学生の時につけられたあだ名。
しかし、つけてくれた人に
「どうしてミリなの?」と
聞かないまま大人になり、
今でもミリというあだ名の訳を
自分でも知らない。
朝日新聞に
『オトナになった女子たちへ』を、
伊藤理佐他と共に交代で連載中。
(ウィキペディアより)